ハゲにまつわる、おかしくも、まじめなお話。カテゴリー、1)~6)の順にお読みください。
<コラム>
円形脱毛症を治療するのに以前は、女性ホルモンを使用していた。
ハゲ=男性ホルモン過多、の発想が根幹にあったのかもしれない。確かに男性ホルモンは、男性ハゲの有力な原因とされているが、円形脱毛はまた別の原因でハゲる。
むかしは、円形脱毛周辺部に女性ホルモンを注射した、という。
これで直ったとしたら、女性ホルモンが効いたのではなく、治療を受けたことにより精神的なストレスがなくなったためだ。
気のせいでも治ればいいが、女性ホルモンを投与した結果、円形脱毛で悩む少年の胸が大きくなってしまった、なんてこともあった。女性ホルモンを投与すれば当然現れる副作用だ。
10円ハゲと胸ポチャのダブルパンチをくらった少年は、暗澹たる気分になったことだろう。
こうなるといけない。円形脱毛は、まるでモグラたたきのようにあっちにも、こっちにも出現して、収拾がつかなくなる。
でも安心してください。一生涯ずーッと円形脱毛が治らないという人はいない。いつかは治る。そう信じて、気にしないようにすればいい。
そんなことはわかっていても、繊細で過敏な少年期にあっては、難しい。早く、神経がすり減って鈍感になった中年オヤジの域に達しなさい。でも、多感だった、若いころが懐かしいな。
円形脱毛症を治療するのに以前は、女性ホルモンを使用していた。
ハゲ=男性ホルモン過多、の発想が根幹にあったのかもしれない。確かに男性ホルモンは、男性ハゲの有力な原因とされているが、円形脱毛はまた別の原因でハゲる。
むかしは、円形脱毛周辺部に女性ホルモンを注射した、という。
これで直ったとしたら、女性ホルモンが効いたのではなく、治療を受けたことにより精神的なストレスがなくなったためだ。
気のせいでも治ればいいが、女性ホルモンを投与した結果、円形脱毛で悩む少年の胸が大きくなってしまった、なんてこともあった。女性ホルモンを投与すれば当然現れる副作用だ。
10円ハゲと胸ポチャのダブルパンチをくらった少年は、暗澹たる気分になったことだろう。
こうなるといけない。円形脱毛は、まるでモグラたたきのようにあっちにも、こっちにも出現して、収拾がつかなくなる。
でも安心してください。一生涯ずーッと円形脱毛が治らないという人はいない。いつかは治る。そう信じて、気にしないようにすればいい。
そんなことはわかっていても、繊細で過敏な少年期にあっては、難しい。早く、神経がすり減って鈍感になった中年オヤジの域に達しなさい。でも、多感だった、若いころが懐かしいな。
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最近ハゲている女性が増えてきた。
電車のつり革につかまって前に座っている女性の頭をみると、地肌がすけてみえる。そんな髪の毛がスケスケの女性を最近よくみかける。某大手トイレタリーメーカーL社によると、薄毛で悩んでいる女性は300万人から600万人いる、という(2005年発表)。ずいぶん幅のある、大雑把なデータだが、男性ハゲと違って女性の薄毛は、正常か薄毛か判別しにくいせいかもしれない。
女性の場合、男性のハゲとはだいぶハゲ方が違う。男性ははっきり、境目もくっきりハゲるが、女性は全体がまばらになって、頭皮がすけてみえる状態になる。頭部の広範囲が薄くなるという状態である。
老人性のハゲに似たハゲ方なので、中年以降の女性なら老化現象で済まされるかもしれないが、妙齢なお年頃の女性もハゲる。
本人は気がついているのだろうか?中にはまったく気付いてない女性もいるかもしれない。
目の前に座った女性に「あなた頭が薄いですよ」と教えてあげたいが、張り倒されるかもしれない。
明らかに男性ハゲのそれとは違うハゲ方だし、原因も違うはずだ、と長年思っていたが、近年の研究で男性ハゲと原因は同じなのがわかってきた。男性ハゲは女性にもあるのだ。
使用するシャンプーやリンスによるという人や、過度なダイエットが原因だという人、また例によってストレス説も根強い支持がある。さらに一歩進めて、ストレスによってホルモンバランスが崩れて(男性ホルモンの分泌が増え、その影響を受ける)薄くなる、という説を私は押している。
女性ハゲは、男性ハゲ特有の、頭皮が突っ張る、頭皮が脂っぽいなどの現象はみられずに、じょじょに全体が薄くなる。進行は男性ハゲより遅い。男性ハゲは脱毛部とそうでない部分の境ははっきりしているが、そのような特徴はみられない。パートラインを入れたヘアスタイルをすると、分け目がやけに太い。毛が少ないから分け目が太くなってしまう。
女性でハゲている人をみると、神経質で人に気を遣い、人生を頑張って生きている女性に多いので、性格や生き方の影響を受けるのかな、と思っていたら、無神経でやたらと態度のでかい女性も立派にハゲている。男性の場合と同様、単純にはいかない。
結局のところは、原因は不明だが、そういうときは、とりあえずストレスということにしておくのがいまの医学のセオリーだ。
中高年のオヤジが男性ハゲを隠す姿は笑いの対象になるが、女性ハゲはたとえ年はいっていても、笑いの対象にするのは気まずく、気の毒だ。たまにいる無神経でやたらと態度のでかい女性、そんな女性で頭が薄い人に向かって、「このハゲ女!」と怒鳴ったら、さぞ爽快だろうと思うが、決して実行に移してはいけません。
何事にも男女平等を唱えるアグレッシブな女性からは怒られそうだが、ここは男女差別をしよう。女性のハゲは優しくみまもろう。ついでにブスも。
電車のつり革につかまって前に座っている女性の頭をみると、地肌がすけてみえる。そんな髪の毛がスケスケの女性を最近よくみかける。某大手トイレタリーメーカーL社によると、薄毛で悩んでいる女性は300万人から600万人いる、という(2005年発表)。ずいぶん幅のある、大雑把なデータだが、男性ハゲと違って女性の薄毛は、正常か薄毛か判別しにくいせいかもしれない。
女性の場合、男性のハゲとはだいぶハゲ方が違う。男性ははっきり、境目もくっきりハゲるが、女性は全体がまばらになって、頭皮がすけてみえる状態になる。頭部の広範囲が薄くなるという状態である。
老人性のハゲに似たハゲ方なので、中年以降の女性なら老化現象で済まされるかもしれないが、妙齢なお年頃の女性もハゲる。
本人は気がついているのだろうか?中にはまったく気付いてない女性もいるかもしれない。
目の前に座った女性に「あなた頭が薄いですよ」と教えてあげたいが、張り倒されるかもしれない。
明らかに男性ハゲのそれとは違うハゲ方だし、原因も違うはずだ、と長年思っていたが、近年の研究で男性ハゲと原因は同じなのがわかってきた。男性ハゲは女性にもあるのだ。
使用するシャンプーやリンスによるという人や、過度なダイエットが原因だという人、また例によってストレス説も根強い支持がある。さらに一歩進めて、ストレスによってホルモンバランスが崩れて(男性ホルモンの分泌が増え、その影響を受ける)薄くなる、という説を私は押している。
女性ハゲは、男性ハゲ特有の、頭皮が突っ張る、頭皮が脂っぽいなどの現象はみられずに、じょじょに全体が薄くなる。進行は男性ハゲより遅い。男性ハゲは脱毛部とそうでない部分の境ははっきりしているが、そのような特徴はみられない。パートラインを入れたヘアスタイルをすると、分け目がやけに太い。毛が少ないから分け目が太くなってしまう。
女性でハゲている人をみると、神経質で人に気を遣い、人生を頑張って生きている女性に多いので、性格や生き方の影響を受けるのかな、と思っていたら、無神経でやたらと態度のでかい女性も立派にハゲている。男性の場合と同様、単純にはいかない。
結局のところは、原因は不明だが、そういうときは、とりあえずストレスということにしておくのがいまの医学のセオリーだ。
中高年のオヤジが男性ハゲを隠す姿は笑いの対象になるが、女性ハゲはたとえ年はいっていても、笑いの対象にするのは気まずく、気の毒だ。たまにいる無神経でやたらと態度のでかい女性、そんな女性で頭が薄い人に向かって、「このハゲ女!」と怒鳴ったら、さぞ爽快だろうと思うが、決して実行に移してはいけません。
何事にも男女平等を唱えるアグレッシブな女性からは怒られそうだが、ここは男女差別をしよう。女性のハゲは優しくみまもろう。ついでにブスも。
女性の薄毛やハゲも結局のところ、原因は男性ハゲと同じで、女性であっても男性ハゲという。
脱毛の原因には、毛母細胞に十分な栄養がいきわたらなくなって脱毛する、エネルギー説と、主にホルモンの影響で発毛を抑制するシグナルと促進するシグナルのバランスがくずれて脱毛するホルモン説、さらに毛穴の中にある皮脂腺からの分泌が多く発毛を妨げる皮脂説の3つの説が有力視されている。もちろんこれ以外にも、遺伝や、頭部の骨格、生活習慣、ストレスなどさまざまな要因が原因とされている。
ホルモン説の場合、これまでの研究で、発毛促進シグナルとして働くたんぱく質であるBMP(Bone Morphogenetic Protein;骨形成因子)と、エフリン(Ephrin;形態形成因子の1種)がホルモンの影響を受けて、ハゲるとされている。BMPは毛髪のケラチン生合成を高める働きがあるり、エフリンは毛根の数を増やす働きがある。
また、一般にホルモンは、ホルモン受容体を介して作用する。女性ホルモン受容体(ER:Estrogen receptor)には、アルファ型女性ホルモン受容体(以下ER-α)とベータ型女性ホルモン受容体(以下ER-β)の2種類が存在していることがわかっており、「ER-α」は、毛の休止期から成長期への移行を阻害し毛成長を阻害する、つまり発毛にとってはマイナス要因として作用する。
女性の薄毛を研究しているライオン株式会社生物科学センターは、女性ホルモンがベータ型女性ホルモン受容体「ER-β」を介してBMPを増やすことを確認し、発表した。同じ女性ホルモンでも「ER-α」に作用すると毛髪の成長を阻害し、「ER-β」に作用すると発毛を促す結果になる、という。
毛生え薬は、むかしは中小製薬メーカーの独壇場で、なにやら怪しげな精力剤と一緒に並べられていたが、近年ハゲラーマーケットの拡大にともない、大手製薬メーカーや化粧品メーカーもこぞって毛生え薬を販売するようになった。ハゲラーにとってはうれしい限りだ。
効果のほどはというと、以前の毛生え薬は脱毛予防程度で、それでもハゲラーは喜んで使っていたが、いまの薬はもう少しましだ。
最近の毛生え薬は、しばらく使用していると、ウブ毛ぐらいまでは生えてくる、以前に比べたら画期的によくなったが、しかしウブ毛から先が難しい。ハゲの回りの毛のように黒くて太い毛が生えてくるのがハゲラーの目標なのだが、そこまで到達するのは、よほど毛生え薬と脱毛のパターンの相性がよくないとそこまでいかない。
毛生え薬には、男性ハゲの原因が大きく二つに分けられるように、二通りのタイプがある。
一つは血行をよくするタイプ。毛に十分な栄養を補給するには、血液の流れが滞っていてはいけない。毛乳頭に達する毛細血管を拡張する作用がある成分や、血の流れをよくする成分を含んだ毛生え薬だ。このタイプの毛生え薬は、老化にともなうハゲなどにも効果がある。しかし、目にみえる効果は期待できない。現状維持を目標に、ウブ毛が生えてきたら、儲けものといった程度で使う毛生え薬だ。
40歳を過ぎて髪の薄さが気になりはじめたら、このタイプの毛生え薬を使うといい。毛を生やすのは難しいが、脱毛の進行を遅くする効果ぐらいあるかもしれない。このタイプの血行促進型毛生え薬は、比較的安価で販売されているので、トニック替わりに使用すればいい。
もう一つは、発毛抑制のシグナルを送るD・H・Tを抑える毛生え薬で、このタイプの毛生え薬は、毛が生えてくる可能性は少しは期待できる。
ミノキシジルを含んだ毛生え薬は、もともとは高血圧の治療薬として使用されていた薬で、副作用として発毛がみられたことから毛生え薬として使われるようになった。この毛生え薬を使って、何らかの効果があったのは約4割だった。4割の中にはウブ毛程度の効果も含まれているので、クログロフサフサになった人は多くても1割程度だと推測する。それでも毛生え薬としては、画期的だ。
男性ハゲに効果のある毛生え薬は、脱毛の仕組からいっても女性ハゲには効かないことになっている。またこのミノキシジルを含んだ毛生え薬は、もともと血圧を下げる薬であるため低血圧の人は使えないし、心臓病や腎臓病の人は使えない。
確実に毛が生えてくるのなら、副作用を恐れずにチャレンジするハゲラーがいるかもしれないが、毛生え薬の特効薬でさえ、この程度である。次項に画期的といわれる、飲む毛生え薬プロペシアを紹介するが、画期的といってもすべてのハゲが治るわけではない。
将来、科学が発達しても、地球上からハゲがなくなることはないと確信している。だいいちこの世から男性ハゲが消滅したら、社会に笑いが消えてしまう。日本独特のハゲ文化の消失である。そんなことがあってはならない。
■もともとは前立腺の治療薬
■医者の診断必要だが、効果は実証済み
■萬有製薬から発売
飲む毛生え薬が、日本でも2005年12月より発売されたので、少し詳しく紹介しておこう。
世界ではすでに60ヵ国で発売されていて、頭につける毛生え薬とは違い、大きな効果が実証されているだけに、ハゲに悩む日本男児にとっては朗報といえる!かな?。
世界有数の製薬会社メルク社の製品で、商品名は「プロペシア」。メルク社の子会社である日本の萬有製薬が日本国内での承認申請をしていたもので、医療機関を通じての発売になる。
この薬、もともとは前立腺の治療薬で、効能成分はFinasteride(ファイナステライド)。
同社の能書によると‥
男性型脱毛症は、AGA(Androgenetic Alopeciaの略)とも呼ばれ、時間の経過とともに進行する。AGAの主な原因物質はDHT(ジヒドロテストステロン)で、DHTは5α-還元酵素によってテストステロンから産生される。このDHTから脱毛シグナルが出されると毛髪は長く太く成長する前に抜けてしまい、細く短い毛が多くなってハゲる。プロペシアは、5α-還元酵素を阻害しDHTの産生を抑制する、働きがある。
■医者の診断必要だが、効果は実証済み
■萬有製薬から発売
飲む毛生え薬が、日本でも2005年12月より発売されたので、少し詳しく紹介しておこう。
世界ではすでに60ヵ国で発売されていて、頭につける毛生え薬とは違い、大きな効果が実証されているだけに、ハゲに悩む日本男児にとっては朗報といえる!かな?。
世界有数の製薬会社メルク社の製品で、商品名は「プロペシア」。メルク社の子会社である日本の萬有製薬が日本国内での承認申請をしていたもので、医療機関を通じての発売になる。
この薬、もともとは前立腺の治療薬で、効能成分はFinasteride(ファイナステライド)。
同社の能書によると‥
男性型脱毛症は、AGA(Androgenetic Alopeciaの略)とも呼ばれ、時間の経過とともに進行する。AGAの主な原因物質はDHT(ジヒドロテストステロン)で、DHTは5α-還元酵素によってテストステロンから産生される。このDHTから脱毛シグナルが出されると毛髪は長く太く成長する前に抜けてしまい、細く短い毛が多くなってハゲる。プロペシアは、5α-還元酵素を阻害しDHTの産生を抑制する、働きがある。