ハゲにまつわる、おかしくも、まじめなお話。カテゴリー、1)~6)の順にお読みください。
飲む毛生え薬プロペシア、副作用もあるのでは、医療機関の扱いになるのは仕方ない。
効果があるといっても、2年間服用して「かなり増毛」は5%、「ある程度増毛」31%、「変化なし」は33%、という治験結果である(アメリカでのレポート)。販売する製薬会社の治験結果では、日本で58%(1年間投与)、アメリカ90%(5年間投与)が改善となっているが、販売会社とは関係ないデータでも36%に効果があるのは、「!」ものに凄い。毛生え薬としては画期的な数値なのだ。さすがは飲む毛生え薬。
逆にいうといままでの毛生え薬は、ほとんど効果がないゴミ薬だったともいえる。せいぜい生えてきた、といってもウブ毛どまり。それでも効果絶大とハゲラーを喜ばせた。ゴミでないお薬はミノキシジル(リアップ)ぐらいのもだろう。
そんなゴミ薬に比べれば、画期的といえる。
アメリカで発売された1997年当時から、個人輸入で取り寄せて服用している人もいるというから、プロペシアに対する期待は大きい。現在、海外で販売されているプロペシアにはいろいろなタイプがあって、錠剤やボトル型など国によって違うらしい。「通」にいわせると、ニュージーランド製のボトルタイプが飲みやすくお奨めとか。
個人輸入といっても、本来は医師の処方が必要なため、自由には購入できないのがつらいところだが、蛇の道はなんとかで、結構入手できるらしい。
なかには、前立腺の薬を入手して、服用しようなど、無茶なことを企む輩もいて、インターネット上で入手方法から服用方法までご丁寧に紹介しているサイトもある(いまもあるかわからないが)。プロペシアは、もともとの前立腺の薬を五分の一に効果を弱くしてある、というので錠剤を五等分して服用するらしい。その結果までは紹介されていなかったが、素人判断では副作用が怖い。ハゲが直ってもアッちが役立たずになってしまったのでは、彼女、あるいは奥さんに合わせる顔がない。
やはり医師と相談しながら服用するのが最善なのだ。
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