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ハゲにまつわる、おかしくも、まじめなお話。カテゴリー、1)~6)の順にお読みください。
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 男性ハゲには、ハゲの形によっていくつかのタイプに分けられる。
 大きくは天頂部からハゲるタイプと、前頭部からハゲるタイプの二つに分けられる。
 天頂部からハゲるタイプは、その形状からO型ハゲと呼ぶ。
 前頭部からハゲるタイプは、ハゲの形状によってA型とM型に分けられる。A型は額が上がっていくタイプで、ハゲる途中は額が広くなり理知的な感じになる。理知的なイメージのラインでハゲがとまればいいが、世の中そんなに甘くない。あくまでも途中経過であり、ハゲはじょじょに天頂部へと広がっていく。
 世の中には、極端に額の狭い人がいる。狭い額からは知性は感じられないし、へたをすると類人猿を想起させられる御仁もいて、そういう人は、額の広い人を羨ましがる。要はないものねだり、なのだが、額が広がっているハゲラーは、理知的な額の広さを褒められても、ハゲの進行が気になってうれしくもない。
 M型は、額の両脇がハゲ上がっていくタイプで、これもほどほどのハゲ状態なら、むしろかっこいい。欧米の映画スターにはこのタイプの人が多い。日本人俳優でもハリウッド映画で活躍しているWなどはこのタイプだ。
 しかし、これも適度にハゲているうちはいいが、このタイプのハゲが進行すると、額の少し上に離れ小島のように毛を残して回りがハゲる。このハゲの状態は笑える。お笑いタレントのキャラクターに最適なハゲ方だ。
 この状態をo型(天頂部からハゲるO型と区別するために、小文字のoを使用する。このoは額の上に残った毛をイメージしている)という。
 O型は男性ハゲに一番多いタイプだ。頭のてっぺんからハゲるから、初期のころは本人も気がつかない。行きつけの理容師さんや周りの人から指摘されて気付くことが多い。私も数年前にハゲを意識したが、それは雨が降ってきたのを頭部で感じた時からだ。それまではそんなことはなかったが、最初の雨の一滴を頭のてっぺんで感じて、これは毛が薄くなってきた証拠だと思い、家に帰って合わせ鏡でみると、ハゲまでいかないが薄くなっていた。以来ハゲの進行を遅らす努力にいそしむ毎日である。
 某将棋指しは、テレビの将棋番組で天井から盤面を写す映像に自分の頭が写り、初めて自分の頭がハゲ状態であることを知った、と告白していた。天頂部からハゲるタイプは初期のころは気がつきにくいものだ。
 O型とA型が同時進行するハゲラーもいる。というより、どちらか一つのタイプだけで頭頂部全体がハゲ上がる人は珍しい。時期はずれるにせよ、OとAとでハゲてくる。そして、上下から挟み撃ちにあって、めでたく頭頂部全体がハゲる。どういうわけか側頭部から後頭下部の毛は残っていて、こういう状態をC型(形としてはCになる)という。C型はハゲの完成形である。
 M型の進行は、離れ小島状態のo型になり、さらに進行するとやはりC型に行き着く。しかしo型の離れ小島はしぶとく残っていることが多い。
 M型のハゲラーは最初はいいが、のちのちが大変。男らしくてカッコイイキャラクターからお笑いキャラに変身する準備をしておきたい。なにしろ離れ小島のインパクトは強烈だから、思いっきり個性派キャラで世の中を渡ることをお勧めします。しかもC型に移行するのには時間がかかる。
 ハゲの形をみると、骨格が影響しているのではないか、と思える。東欧のある地方では、天頂部だけハゲてる人が多い。民族的に天頂部の骨が突き出ているのだという。突っ張り出た頭部の骨が周囲の頭皮を圧迫し、血流を阻害するために、天頂部だけハゲるのではないか。
 ハゲの遺伝子はみつかってはいないが、骨格などは遺伝するため、これが間接的に作用してハゲるのではないかと、素人ながらに思う。


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