ハゲにまつわる、おかしくも、まじめなお話。カテゴリー、1)~6)の順にお読みください。
カツラの始祖を祀る関神社は、カツラ業者はじめ床山、演劇芸能関係者らの信奉が厚く、江戸時代になると王子神社(東京都北区)の境内の中に関神社として奉斉された。ご本尊を祀る逢坂山の関神社より、身近な王子神社内の関神社の方が栄えたようで、大正時代には、東京の髢(カモジ)人毛商工組合によって社殿が建立されている。社殿は戦災で消失したが、昭和34年にカツラ業者をはじめ、理容、美容、演劇、舞踊、床山らの業者によって再建された。ここにある毛塚は昭和36年に東京人毛商工組合、東京床山協会らによって、毛髪への報恩と供養のために建立された塔である。
東京都北区のホームページによると、
「毛塚」は釈尊が多くの弟子を引き連れて、祇園精舎に入られた時、貧女が自らの髪の毛を切り、油にかえて献じた光が、大突風にも消えることなく煌煌と輝いたという言い伝えから、毛髪を扱う業者によって毛髪報恩と供養のために昭和36年5月24日、建立されました。
と説明がある。
王子神社の住所 東京都北区王子本町1-1-12
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